「お久しぶりです。ユーラシアロボです」土田晃之に沖縄で突然声をかけた女性の正体

ダチョウ倶楽部と沖縄旅行中に
女子高生だったハガキ職人と邂逅

三宅　はぁ……信じられないね。でもどっかで「これはトークのネタになるぞ」っていう意識はあったでしょ。

土田　ネタにするため、っていうことではなかったですけど、ラジオで話そうとは思ってましたね。

　次の日起きたら、ハガキ職人たちは始発で帰っていて、もういなかったんですけど、寄せ書きの色紙が置いてありました。

　それぞれラジオネームが書いてあって、奥様ラーメン、ラーメン大盛り麺固め、音太はへこみづら、謎のロシア人デカーチン・ムケルチェンコとかって。

三宅　よくそんなにすらすらラジオネームが出てくるね！

『しゃべり続けて40年 今だから話せるナイショ話 三宅裕司ラジオパーソナリティ対談集』（扶桑社）
三宅裕司 著

土田　ハガキ職人でいうと、『オールナイトニッポン』が終わってだいぶ経ってからですけど、沖縄へダチョウ倶楽部の肥後さんとか後輩たちも連れて旅行に行った時に、神社に立ち寄ったら、メガネをかけた女の子が近づいてきて「お久しぶりです。ユーラシアロボです」って言われたことがあって。聞き馴染みのない言葉だから、最初何を言ってるのかわからなかったんですけど、「あぁ！ラジオネームか！」って思い出して。

「あの頃は女子高生だったんですが、今年で30歳になるので、思い切って仕事を辞めて、今1人で沖縄旅行に来てるんです。まさかこんなところで土田さんに会えるとは！」っていう。

三宅　そういう交流があるのはいいね。俺が『ヤンパラ』を始めた時はもう30過ぎてたけど、土田くんは若かったから、高校生くらいのリスナーとも近かったんだね。

土田　あぁ、それはあるかもしれないですね。僕が『オールナイトニッポン』をやってた頃は24歳だったので、高校生でも10歳も違わなかったので。