「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

テレビの見方でわかる「認知症予備軍」は?Photo: Adobe Stock

テレビを脳のトレーニングツールに変えよう!

「テレビをつけっぱなしで、なんとなく流しているだけ」
「好きな番組を見ながらボーっと時間が過ぎている」

 こんなテレビの見方、ついついやっていませんか。テレビをただボーっと見ている時間が長い人は、認知症予備軍の可能性があるかもしれません。この見方が習慣化すると、脳をほとんど使わずに過ごす時間が増え、脳の活性が低下してしまうからです。

 興味を持たずに眺めている情報は、脳にほとんど残りません。これが続くと、記憶を定着させる力が弱まりやすくなります。また、何も考えずに見ていると、考える力がどんどん低下します。

 テレビを見てリラックスするのも悪いことではありません。でも、ただ見ているだけではもったいない。少し意識を変えるだけで、テレビを脳のトレーニングツールに変えることができるのです。

1. クイズ番組を活用しよう!

 クイズ番組は、考える力や答えを導き出す力を鍛えるのにピッタリです。「問題が出されたら、『自分ならどう答えるか』を考え、答えを予想してみる」「家族や友人と一緒に視聴し、誰が正解できるかを競う」など、脳を使いながら楽しむ時間が増えるだけでなく、記憶力や集中力も鍛えられます。

2. ドキュメンタリー番組を見て意識的に学ぶ

 興味のあるテーマのドキュメンタリーを選び、内容を意識して学ぶように視聴するのもおすすめです。「『詳しく知りたい』と思った内容があれば、メモを取って調べてみる」「見終わったあとに、自分が感じたことを家族や友人と話してみる」など、新しい知識を得ることで、脳が活性化されます。

3. 家族と一緒にテレビを見る

 一人で見るよりも、家族や友人と一緒にテレビを楽しむほうが、会話が生まれ、脳に良い刺激を与えられます。「見終わったあとに感想を言い合ったり、番組の内容について話し合う」「笑えるシーンでは一緒に笑う」など、ポジティブな感情が湧きやすくなります。

 テレビは見るだけのものではなく、脳を鍛えるツールとして活用することができます。クイズ番組で考える時間を増やしたり、家族と一緒に会話を楽しんだりするだけで、テレビの見方が大きく変わります。

『1分間瞬読ドリル』は、テレビを見る習慣にプラスして取り組むのに最適な脳トレです。1分で集中して考えるトレーニングができるので、短時間で脳をしっかり刺激できます。番組のCMの時間、たった1分間で「自分で考える力」を高める時間を作り、認知症予防に取り組むことができます。今日からテレビの見方を少し変えて、楽しみながら脳を鍛える習慣を始めてみませんか。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。