「頑張っているのに、結果がついてこない」「必死に仕事をしても締め切りに間に合わない」同僚は次々と仕事を片付け、成果を出し、上司にも信頼されているのに、「なんでこんなに差がつくんだ……」と自信を失ったとき、どうすればいいのでしょうか?
ビジネススキルを発信するTikTokのフォロワーが19万人を超え『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』の著者である「にっしー社長」こと西原亮氏に教えてもらった「超優秀な人が秘かにしている仕事のコツ」を本記事で紹介します。
スケジュール管理3つの原則
日々の業務を生産的にこなし、なおかつ、業務外で新しい知識をインプットして成長する。もちろんプライベートも充実させたい。
ここまで列挙しただけでも、大量のTODOが存在します。
それを実現させるのが、徹底されたスケジュール管理です。
スケジュールの立て方次第ですべての仕事の進みは変わります。
そして、仕事ができる人ほどスケジュールの立て方に日々試行錯誤し、時間をかけています。
ここでは、私が実践している超効率的なスケジュールの立て方を紹介します。
原則1:スケジュールは2種類つくる
仕事ができる人はスケジュールを2種類つくります。
「いつ何があるか」と「いつ何をするか」の2種類です。
「いつ何があるか」は、いつ(日時)何(会議や移動など)が行われるかです。
あなたもよくご存じの一般的なスケジュールです。
「いつ何をするか」は、自分がいつ(日時)何(作業や準備など)をするかのスケジュールです。
これら2つを同時に組み立てます。
原則2:スケジュールを徹底遵守する
お客様との打ち合わせや会議は、もちろん守らなければならないスケジュールです。
しかし「いつ何をするか」という自分の作業や行動のスケジュールも徹底遵守するのが、仕事ができる人の特徴です。
仕事ができない人は、自分の作業や行動のスケジュールを守りません。
そのため、本来であれば2時間で終わる作業を、5時間も6時間もかけてやってしまい、他のTODOが手遅れになるのです。
仕事ができる人は、作業や行動に時間を割り振ります。
そして、自分だけの時間にコミットし、集中することで、どんどん作業を終わらせるのです。
原則3:スケジュール外のところでは作業や行動はしない
スケジュールを入れるということは、スケジュールが入っていないところでは作業や行動をしないとコミットすることでもあります。これは大変重要な要素です。
たとえば、今週金曜日の夕方17時までにお客様向けの提案資料を作成しなければならないとします。
いつやるかのスケジュールを押さえていない人は、その1週間ずっと頭の中で「やらなきゃ」というストレスを抱えながら過ごします。
一方で、仕事ができる人はいつやるかのスケジュールを決めたら、それ以外の日程ではその作業のことを一切考えないようにします。
もし締め切り前日の木曜の16時~18時に作業をすると決めたら、それ以外の時間は一切手をつけず、頭のメモリも消費しないようにするのです。
(本記事は『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』の一部を抜粋・編集したものです)