ドナルド・トランプ次期米大統領は7日、グリーンランドやパナマ運河の支配権を獲得するために軍事的および経済的圧力を行使することについて、その可能性を否定しなかった。世界各地で米国の影響力を拡大する意向をさらに強めた格好となる。トランプ氏は自身の要求を通すために米国が軍事力と経済力を利用しないと保証できるか会見で質問され、「今の時点では約束できない。何かしなければならないかもしれない」と述べた。同氏は選挙で勝利して以降、パナマからパナマ運河を、またデンマークからグリーンランドの支配権を獲得する構想を繰り返し提起。また辞意を表明したカナダのジャスティン・トルドー首相を挑発するような形で、同国は米国の51番目の州になるべきだと述べている。
トランプ氏、軍事・経済面の圧力行使否定せず パナマ運河など巡り
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