5年かかったが、米中央情報局(CIA)はついに見解を修正し、新型コロナウイルスの発生源として最も可能性の高いのは中国・武漢にある研究所だと考えるようになった。これが先週末にニュースとなったのは、バイデン政権が公表を拒否していた新型コロナに関するCIAの評価をジョン・ラトクリフ新長官が発表したからだ。ラトクリフ氏はFOXニュースの番組で、「私は就任初日に、バイデン政権で実際に行われた評価を公開する機会を得た。従って、政治的な動きだとの非難は当たらない」と述べた。同氏はさらに、CIAは「世界中にこれほど大きな悪影響をもたらしたこのパンデミック(世界的大流行)の原因として最も可能性が高いのは、武漢で起きた研究所関連の事件だと評価した。われわれは今後も調査を続ける」と語った。