米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は、自社のAIモデルについて、無償公開を検討するべきだと考えていると述べた。中国のAI(人工知能)新興企業ディープシークが業界に激震を与えており、大幅な戦略転換の可能性を示した。ディープシークのAIモデルはオープンソースであるため、誰でも自由に利用できるほか、基盤となるコードを変更することでその動作も変えることができる。アルトマン氏は31日、ネット掲示板のレディットで行われた質疑応答セッションに登場。生成AIの「ChatGPT(チャットGPT)」を手がけるオープンAIとしてAIモデル内の技術の一部を公開し、システムの仕組みを示すより多くの研究を発表することを検討するかどうか参加者に問われた。
オープンAI、技術公開を検討 ディープシークに対抗
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