米民主党のブライアン・シャーツ上院議員(ハワイ州)は、トランプ政権が国際開発局(USAID)に対する攻撃を止めるまで、国務省におけるトランプ氏の全ての人事案の承認を「全面的に保留」することも辞さない構えを示した。実業家イーロン・マスク氏が率いる米政府効率化省(DOGE)はUSAIDの閉鎖を目指している。USAIDは連邦法で規定された独立政府機関。週末には複数のDOGE職員が首都ワシントンのUSAID本部に強引に立ち入り、機密情報にアクセス。3日には職員の建物への立ち入りを禁止した。すでに約60人の上級職員が休職扱いとなっている。シャーツ氏は、USAIDが再び平常通りの運営できるようになり、政権が「独裁的な行為」を止めるまで、トランプ氏の国務省についての一切の人事案の承認を阻止すると述べた。
米民主議員、トランプ氏の候補承認阻止へ 国際開発局巡り
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