ドナルド・トランプ米大統領がウクライナの鉱物資源へのアクセスと引き換えに、同国へのさらなる兵器供与に前向きな姿勢を示した。この案にはウクライナも賛同しているものの、米政府が最も関心を寄せている鉱物の多くはロシア占領下にあるか、またはロシアによる進軍の脅威にさらされている地域にあるため、計画を実行に移すのは容易ではない可能性もある。そのためウクライナ国内の貴重な天然資源へのアクセスは、少なくとも部分的には、ロシアが着実に進軍を続けるウクライナ東部の戦況に左右されることになる。トランプ氏は3日、「われわれはウクライナと取引を行おうとしている。彼らは、われわれが提供するものをレアアース(希土類)やその他のもので確保することになる」とホワイトハウスで述べた。
ウクライナ、米政府の支援巡りトランプ氏案に前向き
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