中国は5日、米国が導入した追加関税が不当だとして世界貿易機関(WTO)に提訴した。10%の追加関税はWTOルールに違反し、差別的だと主張している。米国は中国からの輸入品について、追加関税を課したほか、価格が800ドル(約12万2000円)未満の少額貨物に対する「デミニミス」という関税免除措置の適用を停止した。中国は、米国の関税が根拠のない誤った主張に基づいていると主張。1994年の関税協定で米国が合意した最高税率を超えていると申し立てた。
中国、米国をWTO提訴 「追加関税は差別的」
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