中国の人工知能(AI)新興企業ディープシーク は、米電力業界の重大な懸念をあらわにした。AIブームが当初予想されたほど多くの電力を必要としない可能性だ。ディープシークの生成AIモデルは、学習に使うエネルギーが米競合企業のモデルよりも大幅に少ないことから、先週の米株市場でテック株と電力株が急落。AI向けデータセンターの成長予想で押し上げられた株価の上昇分を削った。今やそれらのデータセンターへの電力供給を予定する企業は、AIが急速にエネルギー効率を高める可能性に向き合う必要がある。
AIで高騰した米電力株、ディープシークでつまずく
電力業界を揺るがした中国AIモデルの効率性向上、だが米IT大手の巨額投資は変わらず
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