【減量専門医が教える】どうしても小腹が空いたとき、食べてもいい「おやつ」とは？

参加者たちは平均16キロ減量、糖尿病の改善、血圧低下など、イギリスで話題の減量プログラムがついに上陸。サンデータイムズ・ベストセラーはじめ、「今年を代表するダイエット本」「科学的根拠に基づいた真の減量ツール」とメディア、医療関係者が絶賛しているのが、『英国の専門医が教える 減量の方程式』だ。著者はオックスフォード大学医学部を首席卒業後、食欲や体重管理の研究でイギリスを代表する減量専門医のサイラ・ハミード氏。カロリーや糖質計算はせず、科学的に「満腹感」を味わえ、継続しやすいよう設計されているため、誰もが挫折しにくい配慮がなされている。日本国内でも発売たちまち重版し、「なぜ痩せなかったのかわかった！」と話題に。今回は理想のおやつについて、特別に抜粋してお届けする。

　甘い超加工食品をやめれば、減量に理想的な食習慣になっていきますが、軌道に乗せるまでにはノウハウが必要です。

　これから紹介するのは、私の患者たちが長年にわたって用いてきた食欲撃退方法です。あなたにも役立つはずです。

脳が求める食べ物は避ける

　脳の報酬中枢を刺激する食べ物を家に置きません。

　長くて大変な1日を過ごしたあと、食器棚にビスケットがあったり、冷凍庫にアイスクリームがあったりすると、つい手を伸ばしてしまいます。

　最初から置いておかないほうが、はるかに簡単に我慢できます。

減量専門医が勧めるおやつとは？

　砂糖がたっぷり使われた食品ではなく、果物やナッツ、種子類、生野菜、オリーブ、チーズなどの軽食を自宅に置いておき、すぐに食べられるようにしておきます。

　これらをバッグに入れて持ち歩いたり、職場に置いておいたりすることも効果的です。

　本プログラムで推奨するおやつは、以下の通り。

・ミニトマトのチーズ和え
・きゅうり、にんじん、セロリなどの生野菜を刻んで、フムスやザジキのようなディップにつけたもの
・ゆで卵1、2個
・冷製の調理肉（ハムなど）の薄切りに、クリームチーズを添えたもの
・オリーブ
・ナッツ（無塩、無添加のもの）ひとつかみ
・りんご1個とナッツバター小さじ2杯
・ギリシャヨーグルト／ナチュラルヨーグルト（100～200g）
・料理の残り物

（本稿は、『英国の専門医が教える 減量の方程式』を一部抜粋・編集したものです）