ドナルド・トランプ米大統領は18日、米国に輸入される自動車や半導体、医薬品に対し、25%以上の関税措置を検討していると明らかにした。トランプ氏はフロリダ州にある邸宅マールアラーゴで記者団に対し、これらの産業に対する関税は時間とともに引き上げられる可能性があるとも説明。ただし、企業には生産を米国に戻すための段階的な移行期間が与えられる可能性があるとも付け加えた。トランプ氏は関税が「25%前後」になると述べ、「年間を通じてかなり高くなる」とも言及。段階的な導入期間となることを示唆し、米国に戻る時間を各企業に与えたいとした。また生産を国内に戻す「少しばかりのチャンス」を認めるとしたが、詳細は明らかにしなかった。