米国のドナルド・トランプ大統領は27日、中国からの輸入品に対する関税を来週からさらに10%上乗せすると表明した。合成麻薬フェンタニルの取引における中国の役割を理由に挙げた。新たな措置は3月4日の発動を予定している。トランプ氏は今月初めに中国からの輸入品に対して10%の追加関税を発動済みで、上乗せ幅は倍の20%になる。トランプ氏はさらに、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」へのこの日の投稿で、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を課すと改めて強調した。両国の違法薬物対策が不十分で、さらなる発動延期は認められないと主張した。トランプ政権は2月初め、カナダとメキシコへの関税措置を30日間延期していた。
トランプ氏、対中関税さらに10%上乗せへ 来週から
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