米ミシガン大学が14日発表した3月の消費者信頼感指数(速報値)は57.9と、2月の64.7から大きく低下し、市場予想(63.2)を大幅に下回った。低下は3カ月連続。2022年11月以来の低水準をつけた。ドナルド・トランプ米大統領の関税政策を巡る不透明感や、関税が物価高をもたらすとの警戒感が消費者心理の重しになった。消費者が予想する1年先のインフレ率は4.9%と、2月の4.3%から大きく上昇。22年終盤以来の高水準に達した。