瞬間英作文をするためには
ChatGPTにどんな指示を出せばいい？

　次は実際に「ChatGPT瞬間英作文」をやってみます。生徒さんに試してもらった例に沿って説明していきましょう。

　ChatGPTのボックスにプロンプトを打ち込み、指示を出していきます。慣れてきたら、音声会話で日本語や英語で話しかけて指示を出してもいいでしょう。

　プロンプトには、次のことを盛り込みます。

・学習者の属性

・間違っていたら訂正が必要なこと

・他の言い回しも教えてほしいこと

・トレーニングしたい回数
図表：ChatGPTに伝えた属性
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図表：プロンプトの例
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　ChatGPTをテキストでのやり取りから音声会話に切り替えるには、「ChatGPT英会話」のときと同じで、図1-11の右下にある音声のマークをタッチします。すると、画面中央に大きな黒丸が現れます。その状態でHi.と話しかけると黒丸から青い空のアイコンに変わり、ChatGPTが話し始めます。「先ほど出したプロンプト通りに瞬間英作文の問題を出して」とお願いすれば、瞬間英作文を始められます。

図表：音声会話　
同書より転載　拡大画像表示

自分向けにカスタマイズされた
トレーニングが可能に

　ChatGPTが、最初に出してくれた問題は「私は毎朝ヨガをします」です。「趣味がヨガ」というプロンプトを受け、生徒さんが実生活で使えそうな問題を出してくれているのです。