問題に対して、生徒さんがI practice yoga every morning.と言ったところ、よりカジュアルで一般的な言い回しとしてI do yoga every morning.を教えてくれました(図1-12参照)。
もしChatGPTがうまく瞬間英作文を出してくれなかったら、「瞬間英作文とは、日本語の文を出題され、学習者がその文を瞬時に英語にするトレーニングです。先に出した私の属性に沿った問題を出して」と瞬間英作文の定義も含めて伝えてみてください。
書籍の瞬間英作文だと、通常は模範解答が1つだけ掲載されています。そのため学習者の答えを受けた上で、他の言い回しを教えるのは不可能でした。
それがChatGPTなら双方向でのやり取りが可能なのです。このとき分からないところがあれば、もちろん質問し放題です。
テキストの履歴を見て、次の点に気をつけながら復習をしましょう。
・ChatGPTが自分の英語を聞き取れなかった箇所はどこか
・ChatGPTがどんな解説をしてくれたか
解決できないところがあれば、遡って質問もできますし「間違えた問題だけもう一度出して」と復習するのも効果的でしょう。
さらに、「今度はもっと難しい問題を10個出して」といったレベルのチューニングもできます。
なお、生徒さんが伝えたプロンプトに対して、他にChatGPTは図1-13のような瞬間英作文も作ってくれました。すべて属性に沿った問題になっており、この生徒さん向けにカスタマイズされたオリジナルテキストで練習することができました。
皆さんも、ご自身でChatGPTと世界に1つだけのオリジナルテキストを作ってトレーニングするつもりで、ぜひ試してみてください。
