米IBMのアービンド・クリシュナ最高経営責任者(CEO)は5日、人工知能(AI)エージェントをはじめとするAI機能を活用し、数百人分の人事担当者の業務を処理していると述べた。その結果、プログラマーや営業担当者の採用が増えたとした。企業はAIとAIエージェントが労働力にもたらす影響を精査している。AIエージェントとは、スプレッドシートの分析、調査、メールの下書きなどのタスクを自律的に実行する独立したボットを指す。クリシュナ氏はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に、「社内で特定のエンタープライズ・ワークフローにAIと自動化を活用する大規模な取り組みを行ってきた。だが実際には、当社全体の雇用は増加している。他分野に投資する余地が生まれるからだ」と説明した。
IBM、AIが人事 プログラマーや営業は新規採用=CEO
数百人分の人事担当者の業務を処理
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