自己肯定感を高めたい人が知っておくべきこと
誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、33万部突破シリーズの原点となった『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!
寂しさ

寂しくないフリをするより
「寂しい」って
口にしたほうがいいのよ。
誰にだって寂しい時期はあるし、
厳密にいえば生きてること自体が寂しいものだし、
寂しいことは恥ずかしくないのよ。
自分を受け入れることが、人生の第一歩
「寂しい」と感じることは、誰にでもある自然な感情です。しかし、多くの人がそれを口にするのをためらってしまいます。
弱さを見せることは恥ずかしいことではなく、むしろ自分と向き合う勇気の現れです。
自分の本音を認めることは、自己肯定のはじまりであり、心の回復に向かう重要な一歩です。
感情を素直に表現する力を育てよう
感情を押し殺すのではなく、言葉にして外に出すことで、人は癒されます。
「寂しい」と言える自分を否定せずに認めてあげることで、心に安心感が生まれます。これは、自己成長のための土台を築く行動でもあります。
人は誰でも不完全であり、だからこそ人間味があるのです。
弱さは人とのつながりを生むチャンス
素直に「寂しい」と打ち明けることで、周囲との距離が縮まり、共感を得られることがあります。そのとき、相手もまた自分の感情を大切にしようとするでしょう。
そうした相互理解こそが、豊かな人間関係を築く鍵となります。
寂しさを認めることで、次の一歩が見える
心の中の寂しさを否定せず、「そう感じている自分も自分だ」と受け入れることで、人は前に進めるようになります。
小さな自己承認が積み重なることで、自信へとつながり、新たなチャレンジへの原動力となるのです。
寂しさもまた、あなたの人生にとって必要な感情のひとつなのです。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。