ルテインやゼアキサンチンも含まれており、これらの成分との相乗効果によって、目の健康を強力にサポートしてくれます。
ほうれん草は、ルテインとゼアキサンチンを豊富に含む、代表的な緑黄色野菜です。カロテノイド以外にも、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、マグネシウム、鉄分、葉酸など、様々な栄養素がバランス良く含まれています。鉄分は目の細胞に酸素を運ぶヘモグロビンの材料となるため、目の健康維持に欠かせません。
にんじんは、βカロテンを豊富に含むことで知られています。βカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換される「プロビタミンA」の一種です。ビタミンAは、目の網膜にある視細胞の働きを正常に保つために欠かせない栄養素であり、特に、暗い場所でものを見るために必要な「ロドプシン」という物質の合成に関与しています。

フルーツはビタミンたっぷり
そのまま食べて栄養補給
目に良いフルーツとして思い浮かぶのはブルーベリーという人が多いのではないでしょうか。たしかにブルーベリーにはアントシアニンというポリフェノールが豊富ですが、これよりもおすすめしたいフルーツがあります。
まず挙げるのは「キウイフルーツ」です。フルーツの中でもキウイ1個には約70mgとビタミンCが多く含まれます。加えてルテインも含まれるのですが、野菜由来のものよりも吸収率が3倍程度とされています。食物繊維やビタミンE、K、葉酸、カリウム、鉄、銅といったミネラルも含まれ、非常に栄養価が高いです。