トランプ米政権は、差別を禁じた連邦法にコロンビア大学が違反していると指摘し、同大のアクレディテーション(認証評価)について批判している。教育省は、コロンビア大がアクレディテーションを受けた機関に対して同大がキャンパス内での反ユダヤ的な運動への対応で公民権法に違反したと指摘。認証基準を満たしていないと思われると伝えた。コロンビア大は、アクレディテーションがなければ事実上運営が不可能になるが、今回の動きは認証を奪うものではない。政府は認証機関に対し、同大が連邦法を順守するよう取り組みを進め、順守できない場合は「適切な措置」を講じるよう促している。リンダ・マクマホン教育長官は「2023年10月7日のハマスによるイスラエルへのテロ攻撃後、コロンビア大の指導部は、キャンパス内でのユダヤ人学生に対するハラスメントに意図的に無関心な態度を取った」と述べ、「これは道徳に反するだけでなく、違法でもある」と付け加えた。