イランの主要な核施設3カ所を21日に攻撃したドナルド・トランプ米大統領の決断は、世界から重大な核の脅威を取り除くとともに、米国の抑止力回復に向けた大きな一歩となった。中東各国の行動次第でこの地域がより平和になる機会ももたらされた。トランプ氏は21日夜、「イランの重要な核濃縮施設は完全に破壊された」と述べ、この状況はイランが自ら招いたものだと明言した。「イランは40年間にわたり『米国に死を』『イスラエルに死を』と唱えてきた。彼らはわが国の国民を殺害してきた」と述べ、イランが提供し道端に仕掛けられた爆弾などで米国人1000人が殺害されたことに言及した。イランが核保有国になることは、イスラエルや近隣のアラブ諸国、そして米国にとって極めて危険な脅威だった。
【社説】イラン攻撃を決断したトランプ氏
許容できないリスクから世界を救うため、核施設3カ所を爆撃
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