米国の若者の買い物ブームは終わりを迎えた。市場調査会社サーカナによると、18~24歳の実店舗およびオンラインでの購入額は1~4月に前年同期比13%減少した。これより上の年齢層の支出は引き続き増加しているものの、伸びは鈍化した。経済的逆風が重なったことが支出減の要因だ。 新卒の若者は就職難 だが、 数百万人が学生ローンの返済再開に直面している。ニューヨーク連銀によると、この約1年間のクレジットカード延滞率は新型コロナウイルス流行前以降の最高水準に達し、18~29歳で最も高い。