ドナルド・トランプ米大統領は、ブラジル、中国、ロシアを含む主な新興国の「反米政策」に従う国からの輸入品に対し、高関税を課す考えを表明した。トランプ氏は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」への投稿の中で、「BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカを中心とする新興国グループ)の『反米政策』と歩調を合わせるいかなる国に対しても、10%の上乗せ関税を課す。この政策に例外はない」と述べた。ブラジルのリオデジャネイロで会合を開いているBRICS11カ国の首脳は、6日発表した共同宣言の中で、「占領されているパレスチナ領の状況を深く懸念している」とし、イランに対する軍事攻撃を非難。さらに、「一方的な関税や関税以外の措置の増加に重大な懸念」を表明した。
トランプ氏、「反米政策」に従う国に10%の上乗せ関税を警告
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