ドナルド・トランプ米大統領が貿易相手国に送付した書簡によると、米国が一部の国からの輸入品に賦課する関税率が変更された。トランプ氏は4月2日に発表した追加関税の発動を2回見送り、最終的に8月1日から実施するとしている。関税率が最も大きく変わったのはイラクだ。4月2日の発表では39%だったが、9日付の書簡では30%となった。モルドバの関税率も下がり、31%から25%になった。一方、フィリピンの関税率は4月2日の17%から20%に引き上げられた。ブルネイは24%から25%に若干上がった。アルジェリアの関税率は30%で変わらず。トランプ政権は関税率を変更した理由を明かしていない。原文:Latest Tariff Letters Change Some Liberation Day Rates