ドナルド・トランプ米大統領は11日、先週の洪水で100人以上が犠牲になったテキサス州の丘陵地帯を訪れ、州や自治体の当局者らと協議を行った。トランプ氏は「なぜこのようなことが起こりうるのか、誰にも分からない」と発言。キャンプに参加していた少女たちを押し流した水流に触れ、「世界最高のサーファーでさえ、サーフィンをすることを恐れる」規模のものだったと表現した。同氏はまた、今回の災害への対応も称賛。「短期間でここまで対応できたことに、すべての米国民は感銘を受けるべきだ」と述べ、連邦緊急事態管理局(FEMA)を「すぐに」立て直したことは自身の政権の功績だとした。トランプ氏は今回、大統領として被災者らを慰問する一方で、州・地方当局が主導し連邦政府が後方支援に回る形に再編された災害対応をアピールする、二つの異例の使命を帯びて現地を訪問した。
トランプ氏、洪水被害のテキサス州を訪問 政府の対応を称賛
有料会員限定
あなたにおすすめ