
ビジネス、経済、経営、マネジメント、スキルアップ、キャリア、マネーなど、ビジネスパーソンに役立つ情報をイラストや視覚でわかりやすくお伝えする「グラフィックニュース」。今回は「老後も『人に恵まれる人』と『孤立する人』の違い」について、定年前後の500人以上にインタビューを重ねてきた楠木新さんが解説します。(著述家・元神戸松蔭女子学院大学教授 楠木 新、構成/ジャーナリスト 笹井恵里子/グラフィック制作 SmartNews)
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老後も「人に恵まれている人」は
一目でわかる
本連載では、SmartNews+で配信中の「グラフィックニュース」を特別に公開します。グラフィックニュースとは、気になるニュースをイラストやグラフなどを使用して、視覚的にわかりやすく表現するものです。ビジネス、経済、マネジメントなどビジネスパーソン必見の内容をチェックしていきましょう。
今回のテーマは「老後も『人に恵まれる人』と『孤立する人』の違い」です。
楠木新さんは、60歳で定年退職した後、定年退職者とおぼしき人がどこでどんな活動をしているかのウオッチングをいろいろな場所で続けてきました。
地域の図書館、公民館、ハローワーク、スポーツクラブ、公園、スーパー銭湯、銀行や証券会社の窓口、書店、喫茶店、ネットカフェ、百貨店、映画館、カラオケボックス、パチンコ店など、定年退職者が立ち寄りそうな場所に足を運んで彼らを観察して、可能な場合には「私も定年になりましたが、最近リタイアされたのですか?」などと声をかけて、会話につなげましたといいます。
10年間、500人以上の定年前後の人たちを取材をした結果、老後も「人に恵まれている人」のある特徴に気がついたそうです。

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