ほとんどの子どもにとって学校とは、教室に詰め込まれ、ふやけたサンドイッチを食べ、チャイムの時間に従って行動することを意味する。しかし一部の子どもにとっては、シンデレラ城でドリルをこなし、ラプンツェルに感謝の手紙を書き、おやつの時間に出来たてのチュロスを食べることを意味する。米ウォルト・ディズニーが展開するテーマパークで、そうしたホームスクールを行っている親たちがいる。スクールバスをモノレールに替え、パークを教室として活用している人たちだ。「私たちはただアトラクションに乗って、それが学校だと言っているわけではない」と話すのは、5歳以下の子ども3人をホームスクールで育てている元教師のヘイリー・シスクさんだ。近くに住んでいる限り、今の状況を続けるつもりだという。「子どもたちは感情をコントロールし、自分の意見を述べ、他人と交流することを学んでいる。これもまた本当の学習だ」
ディズニーが学校に? ホームスクールで人気
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