米民泊仲介大手エアビーアンドビー(Airbnb)が旅行分野で巨大なビジネスを築き上げることができたのは、「民家」という、業界が長年見過ごしてきたものを活用したことが大きい。空いている寝室や別荘といった潜在的な供給を掘り起こし、初期の成功につなげた。現在、同社は同じような試みを「旅行中に人々がしたいこと」に関して行っている。成功すれば、ここ5年は乱高下が続いてきたエアビーアンドビー株を押し上げる鍵となる可能性がある。ただ今回のビジネスモデルは構築するには課題が多く、規模拡大も難しいとみられている。
エアビー、旅行のスーパーアプリになれるか
旅の始まりから終わりまでをカバーするプラットフォームへの転換を目指す
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