英語を勉強しているが、英会話の上達を実感できない――そんな人に試してほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、日本語を介さず瞬時に答える「英語の反射神経」を鍛えることができる。本稿では、著者の森秀夫さん(麗澤大学外国語学部教授)に「独学で英語を身につけられる人の共通点」を教えてもらった。

① 明確な目標をもち、それを日常的に意識している
「海外で働きたい」「ニュージーランドにホームステイして英語で生活したい」など、具体的で「自分にとって意味のある目標」をもっている人は、英語学習に対してブレがありません。
この目標があるからこそ、教材選びや学習の優先順位が明確になり、迷いなく学習を進めることができます。
そしてその目標こそが、チャンスをつかむ準備にもなります。
② 途中で学習をやめず、継続する力がある
英語力は一朝一夕で身につくものではありません。
伸び悩む時期や忙しい時期でも、学習をやめず、自分のペースで継続できる人が最終的に成果を出します。
「今日は5分だけでもやる」「仕事に行く前の時間でやる」など、自分なりのペースで続けられる人は、着実に成長します。
英語力の差は、「才能」ではなく「やめなかったかどうか」で生まれるのです。
③ 「脳の飽きやすさ」に逆らわず、うまく付き合っている
人間の脳は、同じことを繰り返していると、すぐ飽きてしまうものです。
英語を身につける人は、それを理解したうえで、自分にとって楽しい刺激をうまく取り入れています。
たとえば、今日は文法、明日は英会話アプリ、週末は映画――そんなふうに学習法を変えてみたり、お気に入りの音楽や海外ドラマを英語で楽しんだり。飽きが来ないように工夫しています。
だからこそ、学習を楽しみながら続けることができるのです。
英語を話せるようになりたいけれど、いつも挫折してしまうという人は、ぜひこの3つのポイントを意識してみてください。
「勉強をはじめても、いつも挫折してしまう……」という人こそ、この3つの特徴を参考にしてみてください。
楽しみながら続けられるようになれば、英語は誰でも話せるようになります。