ドナルド・トランプ米大統領は5日、輸入する半導体と医薬品に課す新関税を「来週くらいに」発表する意向を明らかにした。この日、CNBCで「半導体とチップについて発表する予定だ」とし、「それを米国内で製造させたい」と語った。また、先月の提案通り、輸入医薬品に賦課する関税を1年余りの期間をかけて段階的に引き上げ、ゆくゆくは250%にも達し得ると話した。「医薬品にはまず低い関税をかけるが、1年または最長1年半をかけて150%にし、それから250%にする」と説明。「わが国の中で医薬品を作りたい」と語った。商務省は1962年の通商拡大法232条に基づいて半導体と医薬品の関税を調査している。輸入品が米国の国家安全保障に脅威を及ぼすと判断すれば、追加関税などの対策を講じる可能性がある。
トランプ氏、来週にも半導体と医薬品の新関税発表へ
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