『戦争めし』(c)魚乃目三太/秋田書店『戦争めし』(c)魚乃目三太/秋田書店

第二次世界大戦という激動の時代の中で生まれた感動の「食エピソード」を、食漫画マスターの魚乃目三太がほんわか温かく描く、人気マンガ『戦争めし』。ダイヤモンド・オンライン特別配信の第2弾は、「満州の包み物(アレ)」を掲載する。

【あらすじ】

 本作「満州の包み物(アレ)」の舞台は、1943年1月の中国東北部に位置する満州です。

 日露戦争後、満州の鉄道や炭鉱の権益を獲得した日本は、満州に関東軍を駐留させました。31年に関東軍が満州事変を起こし、翌32年に清朝最後の皇帝(宣統帝)であった溥儀を執政として、満州国を建国します。

 満州の総面積は約130万平方キロで、今の日本の約3.4倍の広さ。総人口は40年の時点で約4200万人で、そのうち9割以上が中国人、日本人は約2%の86万人ほどでした。

 37年に日中戦争が勃発し、栃木県宇都宮市に住む本作の主人公は43年1月に満州に派兵されます。派兵前、妻から「根っからの食いしん坊ですから、敵地で騙されて毒入り饅頭を喜んで食べそう」などと言われるほどの「食いしん坊」。

 そんな男性が「上等兵2人が満州の街で迷って、気になった満州料理を口にすると、仰天するほどの美味しさだった」という話を耳にして、早速街に繰り出します。そこで食べた「包み物」の食べ物が、後に栃木県宇都宮市の代表的な料理となるのです――。

 マンガの続きは『戦争めし』でチェック!

『戦争めし』(c)魚乃目三太/秋田書店『戦争めし』(c)魚乃目三太/秋田書店
『戦争めし』(c)魚乃目三太/秋田書店『戦争めし』(c)魚乃目三太/秋田書店
『戦争めし』(c)魚乃目三太/秋田書店『戦争めし』(c)魚乃目三太/秋田書店