『戦争めし』(c)魚乃目三太/秋田書店『戦争めし』(c)魚乃目三太/秋田書店

第二次世界大戦という激動の時代の中で生まれた感動の「食エピソード」を、食漫画マスターの魚乃目三太がほんわか温かく描く、人気マンガ『戦争めし』。ダイヤモンド・オンライン特別配信の第3弾は、「収容所の焼きめし」を掲載する。

【あらすじ】

 本作「収容所の焼きめし」の舞台は、1945年8月の沖縄本島中央部にあった屋嘉(やか)捕虜収容所です。同年4月に米軍が沖縄に上陸して沖縄戦が始まります。米軍が作った屋嘉捕虜収容所には、降伏したおよそ7000人の日本兵たちが収容されました。

 収容された日本兵はこれから先の不安と恐怖で押し潰されそうになりましたが、アメリカ兵は余ったスパムと押収した白米、それから調理器具を差し入れます。

 実はアメリカ軍が日本軍から押収した品の中には大量の米があったものの、当時のアメリカ人には米を食べる習慣などなく、捕虜収容所に配ったとされています。その時、米を飯盒(はんごう)で器用に炊く日本人とお米の味の美味しさに大変驚いたという記録が残っているそうです。

「徴兵に取られる前は中華の料理人だった」という男性が、お米とスパムで見事なスパムチャーハンを作ると、米兵たちもやみつきになり、ついには米軍の少佐が現れます――。

 マンガの続きは『戦争めし』でチェック!

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