米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーはかつて、たまたまテーマパークを所有している巨大メディア企業だった。だが今や、その逆の姿へと急速に変わりつつある。同社が6日に発表した4-6月期(第3四半期)決算はこの点をさらに浮き彫りにした。エンターテインメント部門とスポーツ部門の売上高の伸びが市場予想を下回ったにもかかわらず、ディズニー全体の売上高と営業利益は予想とほぼ一致した。主な強みは国内テーマパーク部門で、売上高は前年同期比10%増の64億ドル(約9400億円)、営業利益は22%増の約17億ドルとなった。
ディズニー、動画戦略練り直しにパーク事業が寄与
営業利益率は19%程度にとどまり、10年前の水準を10ポイント近く下回る
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