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大人の日々は「選択」の連続です。ピンチをチャンスに変えるには、どうすればいいのか。高い評価や人望や信頼をたくさん得られるのは、どっちの選択肢か。微妙な状況への立ち向かい方を通じて、より大きな幸せをつかめるトクな道を探りましょう。
※「お悩み」は編集部で作成した架空のモデルケースです。
今回の「お悩み」
夫婦で帰省した実家から、大渋滞の高速道路を走って自宅に向かっている。
サービスエリアは大混雑で、フードコートもぜんぜん空席がない。見わたすと、マダム2人がそれぞれ隣の席に荷物を置いてしゃべっている。「ここ、空いてますか?」と尋ねたら、1人が「えーっ」と露骨に嫌な顔をして、もう1人が「もうすぐ連れが来るの」と答えた。
すると最初のひとりも「そうそう、連れが来るから」と言い出したが、ものすごくウソっぽい……。ただ、証拠はないし、その席に強引に座ったとしても確実に不愉快な思いをしそうだ。
ほかの席を探すとして、おとなしく引き下がるか、嫌味のひとつも言ってやるか、さてどっち?
選択のポイント
サービスエリアのフードコートにせよ、列車の座席にせよ、混んでいて席を探している人がいる状況なのに、空いている席に荷物を置く人が少なくありません。「あいてますか」と言われてあわててどけるならまだしも、このケースは極めて悪質です。
ただ残念ながらウソという証拠はないし、しばらく様子を見て「お連れさん、来ませんね」と追い詰めたところで、けっして楽しい展開にはなりません。そんな労力と時間をかけるなら、ほかの空席を探したほうが早いし、不愉快な状況からさっさと脱出できます。
その席はあきらめるとして、迷うのが「そうですか」とおとなしく引き下がるか、あるいは「へえー、本当に来るといいですね」などと嫌味のひとつもぶつけてやるか……。想像している分には、嫌味をぶつけて懲らしめてやりたい気になるかもしれません。
しかし、とっさに上手な嫌味を思いつくのはなかなか難しいし、逆ギレでもされたらなおさらムカつきます。
その席は最初からふさがっていたと思って、ここは「そうですか」とおとなしく引き下がりましょう。「気の毒な人たち」と思ってもかまいません。
去り際に、顔をしかめて2人の顔をしげしげと見るぐらいはしてもよさそうですが、それで胸を痛めるタイプなら、最初から素直に席をあけてくれているはずです。







