「大企業に内定する就活生はルックスがいい人が多い気がします。ぶっちゃけ学歴よりも見た目が大事なんですか?」
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「長期インターンにも行っていないし」「自己PRで語れることがない」――。
そんな普通の就活生が、どうすれば自分に合う企業に内定を取れるのでしょうか? 就活に不安を抱えるすべての学生、そしてその姿をそっと見守る保護者の方に届けたい、内定につながるリアルな戦略が詰まった、まったく新しい就活本です。今回は、第一印象を左右する面接での「見た目」について、著者である藤井氏が特別に書き下ろした記事をお届けします。

ぶっちゃけ「見た目」が良い就活生は受かりやすい?
「ぶっちゃけ大手企業に受かるのはルックスがいい人が多いですよね?」
「学歴よりも顔採用なんじゃないですか?」
就活や転職において、「見た目」はどのくらい合否に影響するのでしょうか?
結論から言うと、かなり影響すると僕は考えています。
ただし、この場合の面接官が考慮する「見た目」や「ルックス」はその人自身が持つ骨格だったり変えられない顔のパーツではなく、第一印象でわかる「清潔感」のことではないでしょうか。
今回は特に清潔感を左右する面接での髪型について、なぜ面接官が見た目で判断してしまうのかとあわせて紹介します。
清潔感ゼロ...面接で落ちる髪型とは?
面接で落ちる髪型はどんな髪型なのでしょうか?
ポイントは2つで、「清潔感を損なっていること」と「表情が読み取りにくいこと」です。
まず清潔感を損なっている髪型とは、寝癖のままだったり、ワックスをつけすぎてベタついた感じがするなど。ワックスのつけすぎに関しては、自分では清潔感があると考えているけど、他人が見ると清潔感がないと感じるという落とし穴があります。
他にも明るすぎるカラー(金髪や茶髪も含む)を入れていたり、あまりに長髪だと面接官によって悪い印象を持つことがあります。
次に表情が読み取りにくい髪型も注意しましょう。
前髪が目にかかっていたり、横髪が頬を覆っていたりすると、面接官が「表情がわかりづらい」と感じてしまいます。
反対にこれらを満たさない髪型であれば、どんな髪型でも良いと僕は考えています。
面接官の立場に立ってみて、「これなら清潔感を感じてくれるだろう」と思える髪型であれば問題ありません。
仮に自分で評価できない場合は、友達に聞いてみましょう。
この髪型だけは絶対に避けて
基本的には清潔感があって、かつ表情が隠れない髪型であれば問題ありません。ですが、細かく見ていくと「パーマは良いの?」「ツーブロックは良いの?」と疑問が浮かぶと思います。
結論から言うと、それらの髪型を良しとするのかは面接官によって異なります。
面接は受験のように決まった正解がないので、一概には言えません。
まずパーマですが、天然のパーマの方もいますし、あまりに長い髪でのパーマでなければ問題ありません。
おしゃれすぎるパーマに対しては「面接にふさわしくない」と考える面接官もいますし、「おしゃれでかっこいいな」と思う面接官もいるのです。
次にツーブロックですが、ツーブロックは全く問題ないと考えています。ツーブロックにすることで横がすっきりしてむしろ清潔感が出ることもありますからね。
唯一、男性に関しては絶対に避けるべき髪型があります。
それは「結んでいない長髪」です。
なぜ長髪を避けるべきかというと、長髪に対して清潔感がないと評価する面接官が多いからですね。
仮に志望度の高い企業の面接官が、見た目の清潔感がないことを理由に不採用にするとなればもったいないですよね。