「思いがけない質問で頭が真っ白になる」「初対面の面接官と話すのが緊張する」
面接で受かりやすい人と落ちやすい人は、いったいなにが違うのでしょうか?
新刊『ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書』は、特別なガクチカも将来の夢もなかった普通の就活生=「脇役さん」の著者が、1000冊以上の本を読み込み、自分だけの就活戦略をつくりあげ、食品超大手を含む22社から内定を得た実体験から生まれた一冊です。
「長期インターンにも行っていないし」「自己PRで語れることがない」――。
そんな普通の就活生が、どうすれば自分に合う企業に内定を取れるのでしょうか? 就活に不安を抱えるすべての学生、そしてその姿をそっと見守る保護者の方に届けたい、内定につながるリアルな戦略が詰まった、まったく新しい就活本です。この記事では、本書より一部を抜粋、編集し、面接で落ちる就活生の特徴について解説します。

就活 面接Photo: Adobe Stock

面接で落ちる人の特徴は共通している

27卒のサマーインターンや早期選考が始まっています。長期インターンや選考を受けるうえで避けて通れないのが面接です。

面接というと、初めて会う面接官と話すのが苦手、思いがけない質問がきたら頭が真っ白になってしまうなどの不安がありますよね。

ここで朗報です。実は、学歴や学生時代に頑張ったことに自信がない就活生にとって、面接は味方なのです。

ただ面接を味方につけるためには対策が必要です。そこで、まず最初に取り組んでほしいことが「落ちる就活生の特徴」を押さえることです。

面接において「評価される特徴」は人それぞれ。一方で、「落ちる特徴」は共通していることが多いのです。よって「こうすると受かる」を知るよりも、まずは「こうすると落ちる」から押さえるほうが効果的です。

実際に人事の方に聞いてまとめた結果、落ちる就活生の特徴を洗い出すことができました。本書に載っている7つの特徴から、今回は2つご紹介します。

第一印象で損をしている

「身だしなみが整っていない」「前髪で目が隠れている」「姿勢があまりに悪い」「表情があまりに固すぎる」など第一印象が悪いと、「だらしなさそう」と思われて評価されにくくなります。

ちなみに僕はおでこが広いことをずっとコンプレックスに感じていて、前髪をずっと作っていました。ですが就活のときに人生で初めてセンター分けにして、おでこを見せるようにしたんですよね。すると面接官からの第一印象が良くなるだけでなく、友達からも「そのほうが良いよ」と褒めてもらうことができました。もちろん一部からは「デコ広いね」と言われ、枕を濡らした夜もあります。

他にも体に合うスーツを着用すること、面接官と初めて会ったときだけでも笑顔を作るなど第一印象を良くする努力は徹底しましょう。