空港写真はイメージです Photo:PIXTA

ライター業の傍ら、スキマバイトでさまざまな職場で働いている筆者が仕事を通じて見えた悲喜こもごもをつづる本連載。今回は、「空港で海外からのお客様をお出迎えする仕事」に挑戦した。(ライター みやーんZZ)

大混雑の空港で観光客の
“お出迎えバイト”をやってみた!

 氷河期世代の40代おじさんである僕が去年、突如ハマったスキマバイト。今回は空港の到着ゲートで海外から来たインバウンドのお客様の“出迎えバイト”をした際の模様を紹介します。

 空港の国際線の到着口で「Mr. Jordan」などと書かれた紙を持って出迎えている人、いますよね。あれは空港からホテルまでの送迎サービスなんです。僕も海外旅行の際に何度か利用したことがあり、「あの仕事は面白そうだ」と申し込みました。

 普段はあまり着ないスーツ姿で空港へ向かい、指定された場所で50代ぐらいの男性社員さんと合流。一緒に到着口まで移動しつつ、簡単な業務説明を受けます。

 今回の僕の仕事は到着口から出てきたお客様をキャッチし、空港外で待機する車の所までアテンドし、車に乗せるというもの。ほぼ全員、外国のお客様なので英語対応は必須ですが、東京ドーム・ドジャース戦で外国人の方に英語でビールを売りまくった経験を持つ僕ならたぶん大丈夫でしょう(詳しくは『40代タイミーおじさんが「大谷翔平」凱旋試合で初バイト!→レジの大行列が一瞬で消えた納得のワケ』)。

 到着口には出迎えの紙を持った方々がたくさんいて、僕らの他にも何社か入っている模様。社員さん曰く、「今の時期、空港はすごく混んでいるんです」とのこと。飛行機の到着ボードを見ながら「手荷物引渡中」というステータスだともうすぐお客様が出てきそうな状態だと教わります。