「あの大事な紙、どこいった?」のイライラに終止符をうち、お金、時間、人生をコントロールしよう! 10万人を救った紙片づけメソッドの図解版『見るだけでわかる! 図解 紙片づけ』(石阪京子著)が発売に。「必要な紙が5秒で見つかる」画期的な片づけ術が、図解で直感的に分かり、紙を減らすスマホ活用術も超絶丁寧に解説。本連載では本書から、抜粋・編集してメソッドを紹介していきます。

いつも頭の中が忙しい感じがするのは「紙」のせい?
紙が片づいていないことによるデメリットは、お金がぽたぽた漏れていく、ということ以外にもあります。
焦燥感や不安感が増すのです。
紙がどんどん入ってくるせいで、頭の中はいつも忙しくなります。
「あれを振り込まないといけない」「この紙を来週までに提出しないといけない」など次々タスクが舞い込んできて、常に追い立てられている感じに襲われます。
また、いるのかいらないのかも不明、中身もよくわからない正体不明の紙に囲まれているせいで、せっかく家にいても満員電車に乗っているときのように落ち着きません。
大事な紙がどこにいったかわからなくなるからイライラもします。
探すのに時間がかかって一日がよけい忙しくなることもあるでしょう。
さらに、子どもの学校の提出物をなくそうものなら、子どもに恥をかかせることになります。万が一、願書や入学手続きの書類などを出し忘れたら、家族からの信用は一気に失ってしまうでしょう。
たしかに、紙一枚は薄いし小さいです。
けれども、その価値は洋服一枚とは比べ物にならないこともあります。
つまり、人生を大きく左右する鍵を握っているのは、モノではなくて「紙」。紙を片づけることが日々の生活を整え、人生を明るく切り拓いていくことにつながるのです。
*本記事は、『見るだけでわかる! 図解 紙片づけ』より、抜粋・編集して作成しております。