習いごとの上限数を決め
子どもに取捨選択させるといい
岩田家では、習いごとは小学生になるまでは基本的に始めませんでした。スタートしてからも、運動系の習いごとと頭脳系の習いごとを1つずつまでと決めていました。
運動系は子どもに選ばせて、頭脳系は基本的には近所のそろばん塾。もし、他の習いごとを始めたいときには、入れ替えが必要になるので、子どもたちは真剣に考えます。とはいえ、習いごとは一度やめたとしてもまた戻ることはできますからね。
あるいは、予算から決める方法もあります。食べ放題の料理を一口ずつ食べるような習いごとスタイルを続けていては、お金も時間もいくらあっても足りません!
高学年になったら、自分でできることはどんどん子ども自身にやってもらうことも大切です。わが家では、高学年になったら習いごとは子どもが自転車で通っていました。
また、水泳は宿題のない素晴らしい習いごとですが、水着の洗濯が面倒!
そこで、水泳教室が終わったら水道でバシャバシャッと洗い、脱水機にかけてから持ち帰ってくるように子どもに伝えました。そうすれば、帰ってきてパッと干すだけで片づけが完了します。
もしかしたら、この相談者の人は「1人で習いごとに行かせてはいけない」「準備と片づけは私がしてあげなければ」と思い込んで、より大変になっているのかもしれません。その心理的なブロックに気づくことも、重要なポイントかもしれませんね。
(お悩み2)
中途半端にやめたら根性がつかない?
小学3年生の娘が習いごとをさぼったり練習をしなかったりして気になります。
娘と話し合ってみると、「やめたい」と言い出したのですが、こんな中途半端な状態でやめてもいいのかと悩んでいます。「根性が育たないのでは?」「やめぐせがついたらどうしよう」と不安です。
娘と話し合ってみると、「やめたい」と言い出したのですが、こんな中途半端な状態でやめてもいいのかと悩んでいます。「根性が育たないのでは?」「やめぐせがついたらどうしよう」と不安です。
答えは1つです。「やめたい」と言っているならば、やめさせてあげてください。
嫌いな習いごとで、根性なんて育てなくていいのです。