(お悩み4)
物事に興味関心がないように見える
小学1年生の息子は「これ」という興味がないような気がします。どんな子どもでも興味関心を持っていると言いますが、あまりにも意欲がないので心配です。
学年が上がっていけば、勉強も難しくなり意欲的に取り組まないといけなくなりますよね。先のことを考えて心配になってしまいます……。
学年が上がっていけば、勉強も難しくなり意欲的に取り組まないといけなくなりますよね。先のことを考えて心配になってしまいます……。
私の講座の受講生の中にも、「うちの子、何にも興味がなくて……」と言う人がいます。私が「アイドルは?ゲームは?お菓子は?縄跳びは?アニメは?」と聞いていくと、そのどれかで「あぁ、それは好きですね」といった言葉が必ず返ってきます。
つまり、親は無意識のうちに計算や読書など「お勉強」に興味を持ってほしいと期待してしまい、子どもが持っている関心をスルーしてしまう傾向があります。
戦略的ほったらかし教育の仕掛けをすれば、子どもの興味関心はより明確になっていきます。

そして、もしも「読書に興味を持ってほしい」と思っているならば、「本を読みなさい!」と伝えるのではなく、楽しそうに読書をしている親の姿を見せるほうが100倍効果があります。
知育玩具を「これ、勉強になるから使いなさい」「ほら、せっかく買ってきたんだから遊んで」とすすめても、子どもはほぼ興味を示しません。
しかし、「うわぁ!お母さん、これやってみたい」と楽しく盛り上げて、実際に取り組んでいる姿を見せると、「何?何?」と興味を持ちます。
子どもは親の行動を見ていないようで、よく観察しています。「なんで興味を持たないの?」と子どもに詰め寄る前に、まずは自分が実践してみる。そこも重要なポイントです。