【悲報】あなたの「飲める」はただの勘違いかも…一滴も飲まずに評価を上げる新常識
仕事が遅い部下がいてイライラする」「不本意な異動を命じられた」「かつての部下が上司になってしまった」――経営者、管理職、チームリーダー、アルバイトのバイトリーダーまで、組織を動かす立場の人間は、悩みが尽きない……。そんなときこそ頭がいい人は、「歴史」に解決策を求める。【人】【モノ】【お金】【情報】【目標】【健康】とテーマ別で、歴史上の人物の言葉をベースに、わかりやすく現代ビジネスの諸問題を解決する話題の書『リーダーは日本史に学べ』(ダイヤモンド社)は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、伊達政宗、島津斉彬など、歴史上の人物26人の「成功と失敗の本質」を説く。「基本ストイックだが、酒だけはやめられなかった……」(上杉謙信)といったリアルな人間性にも迫りつつ、マネジメントに絶対活きる「歴史の教訓」を学ぶ。待望の続編『リーダーは世界史に学べ』(ダイヤモンド社)では、世界史のリーダー35人が、迷える現代のリーダーに【決断力】【洞察力】【育成力】【人間力】【健康力】という5つの力を高めるヒントを伝授する。
※本稿は『リーダーは日本史に学べ』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【知らないと損する】飲み会で評価を下げない人がやっている「アルコール体質診断」とは?Photo: Adobe Stock

あなたの「飲める」は本当? まずは体質診断から

アルコールを分解する能力には個人差がありますから一度、病院でアルコール体質検査を受けてみるのもおすすめです。

アルコールに強いものの体内に残りやすいタイプや、じつはアルコールに弱い体質なのに顔に出にくいタイプ、アルコールをまったく受けつけないので飲まないほうがいいタイプなど、体質によりさまざまなタイプがあるそうです。

自分を知ることが、上手な付き合い方の第一歩

自分の体質を知ることが、コミュニケーションツールとして酒とうまくつき合う第一歩になると思うのです。

病院で検査を受けるのがおっくうならば、腕に貼るだけで簡易的にチェックできる「アルコール体質試験パッチ」が市販されていますから、試してみてもよいでしょう。

「飲めない」を伝える勇気、それがスマートな選択

私のまわりでも、こうしたアルコール体質チェックにより、アルコールに弱いとわかった人は、飲み会の場でそのことを伝え、無理に酒をすすめられないようにしているケースもあります。

こうすることで飲み会や宴会に参加しつつも、自分のベースでコミュニケーションをとることができます。

令和の飲みニケーションは「無理しない」が新常識

会社や取引先との会議、オンラインミーティングなどで、すべてを完結できればよいのですが、やはり酒を酌み交わすからこそ腹を割って話せることもありますから、自分の体質に適したアルコール量やノンアルコール飲料で参加するといいでしょう。

昔と違い、いまはそのようなかたちでの飲み会への参加に理解が進んでいると思います。

評価を下げないために。お酒は最高の味方にも、最大の敵にもなる

アルコールに強くないにもかかわらず、無理に飲んでとり乱してしまい、周囲の評価を落としてしまう人も時々見かけます。

本来飲み会はコミュニケーションを深めるための場ですから、こうなるとむしろ逆効果です。自分にあった酒とのつき合い方が、飲み会の場を最大限に活用するものとなるのです。