
人生は「毎日の生活」の蓄積です。そして、その毎日の生活とは、その人の「習慣」です。仕事も恋愛もお金も何もかも「習慣」の結果なのです。今回紹介するのは、仕事に没頭し、なかなか結婚できずにいましたが、いよいよ婚活に励むようになった35歳の女性。理想を追うばかりでうまくいかない女性でしたが、あるきっかけで考え方が変わっていきます。『ハンディ版 マンガ たった1分でできて、一生が変わる! 魔法の習慣』(Gakken)より抜粋して、人生を幸せに導いてくれる小さな<習慣>を紹介します。
「異性の友だちを8人」つくる
「恋人が欲しいのに、いい出会いがない」と悩んでいる人は少なくないでしょう。しかし、会っていきなり「恋人になりたい!」と思うような出会いはそうそうあるものではありません。
ステキな恋人が欲しいのであれば、まずは仲のよい友だちをつくることから始めましょう。実際、恋人たちにおつき合いのきっかけを聞くと、「最初は仲のよい友だちだった」という回答が多いはず。
客観的に考えると当たり前のことですが、自分のことになると恋人が欲しい気持ちが先行するあまり、見落としてしまいがちな事実です。
友だちをつくるときのベストの人数は8人。一緒にいるとワクワクして、楽しい時間を過ごせる「恋愛関係になれそうな友だちを8人」思い浮かべてみましょう。
オススメの方法は、「9マスメモ」に実際に友人の名前を書き込んでみること。自分の名前を中央のマスに書き、その周りの8マスに異性の友人の名前を記入します。
深刻に考え込む必要はありません。いい友人だと思える知り合いをサクッと書きましょう。もし、空欄ができてしまっても心配ありません。これから、そのマスを埋めていけばよいのです。ただ漠然と友人を増やそうとするより、空きマスがあることでそれを埋めようとする心理が働くはずです。
マスがすべて埋まったら、そのマスは自分を取り巻く「8つの部屋」で、友人たちがそこに入ってもらっているとイメージします。そして、次々とその扉をノックして、サラリと好意を伝えてヒラリと去って行きます。
たとえば、「体調はどう? 大好きなあなたに早く元気になってほしいな」と何気なく伝えます。大切なのは「サラリと伝えて、ヒラリと去る」こと。1対1だと、つい長く時間を割いて重いコミュニケーションになりがち。
しかし、1対8であれば、自然体でワクワクしながら恋愛を楽しむことができます。その過程で、本当に一番大切な人が見つかるはずです。異性の友だちをつくり、連絡をとれるような積極性が身につけば、恋愛関係にと どまらず人生そのものをよりポジティブな楽しいものにしてくれるはずです。

