ルイ・ヴィトンのパリ本社に17年間勤務しPRトップをつとめ、「もっともパリジェンヌな日本人」と業界内外で称された藤原淳氏が、パリ生活で出会った多くのパリジェンヌの実例をもとに、パリジェンヌ流「最高の自分になるための神習慣」を提案したのが、著書『パリジェンヌはダイエットがお嫌い』。かつて痩せることに時間と労力を費やし、「痩せればいろいろなことを解決できる」と頑なに信じていた著者。しかし、多くのパリジェンヌと出会った今、その考えは根本から間違っていたと言います。パリジェンヌのように自身と向き合い、心身のバランスを整える習慣を日々実践することで、自分らしい美しさと自信を手に入れることができるのです。この記事では、本書より一部を抜粋、編集しパリジェンヌのように幾つになっても魅力的に生きる秘訣をお伝えします。

パリジェンヌ流「うんち健康法」
パリジェンヌが「健康のバロメーター」だと断言するのがズバリ、うんちです。快便こそ、腸内環境が整っている印であり、体調管理がきちんとできている証拠なのです。うんちの観察は「毎日、一人で、手軽にできる」便利な健康チェック方法として人気があるのです。
理想は毎朝、バナナ状のうんちがスルリと出ることです。その便が固過ぎず、柔らか過ぎず、そして異臭がしないことがポイントです。色もきちんと観察してください。健康な便は黄土色~茶色です。脂肪が多い食事をしている人ほど、そして腸内に便が溜まっている時間が長いほど、便の色は濃くなります。
快腸をかなえる3つの魔法レシピ
ここでは、長年便秘でパンパンのお腹に悩まされていた私がパリジェンヌに教わった快便のためのレシピを紹介します。
・チアシード入りヨーグルト:「チア」とは中南米原産の植物の種子です。タンパク質やミネラル、食物繊維やビタミンB類を豊富に含み、水を含むと膨らんでプルプルのゲル状になるのが特徴です。その正体は、こんにゃくにも含まれるグルコマンナンですが、この水溶性食物繊維は腸内環境を整え、有害物質を排出する働きを持つといわれています。
ビフィズス菌をたっぷり含むヨーグルトにチアシードを大さじ1杯混ぜ、朝ごはんとして食べるのがパリジェンヌ流ですが、ホットケーキに混ぜる、サラダのトッピングとして使う、野菜のポタージュに混ぜるなど、簡単に取り入れることができるのもチアシードの魅力です。
・プルーンの赤ワイン煮:別名西洋スモモのプルーンは夏から秋が旬の果物ですが、ドライフルーツとして簡単に入手することができます。プルーンは不溶性食物繊維、ペクチンなどの水溶性食物繊維、そしてソルビトールをバランスよく含むことから優れた整腸作用、そして便秘解消効果を発揮します。
作り方は簡単です。コップ2杯の赤ワインにドライプルーン300~400グラム、蜂蜜大さじ2~3杯、お好みでシナモンやクローブ、レモンの皮を加えます。20分煮立たせれば完成です。水を使わず、赤ワインのみで煮るのがパリジェンヌ式ですが、ワインは高級なものではなく、安物で大丈夫です。
・焼きバナナ:バナナはとても身近なフルーツですが、焼くことによって栄養価がアップします。腸内の善玉菌のエサとなるオリゴ糖が大幅に増え、腸内環境を整えてくれるのです。焼きバナナはまた胃腸を温めてくれるので、消化器系の働きを改善します。
バナナのヘタを切り落とし、皮にナイフで筋を入れます。そのまま180度に熱したオーブン、もしくはオーブントースターで焼くこと10分。皮が黒くなり、中から汁が溢れ出してきた時が仕上がりの目安です。アツアツ、トロトロの焼きバナナをお楽しみください。
全部いっぺんに試すのは禁物です。体質、そしてお腹の調子に合わせてレシピをお選びください。パリジェンヌはこの他、便秘対策として硬水のミネラルウオーターを飲むこともあります。コントレックスやエパーなど、マグネシウムが豊富に含まれる高硬度のミネラルウオーターです。
夢のバナナうんち、一緒に目指しましょう。