人工知能(AI)検索エンジンの米スタートアップ企業パープレキシティは25日、クエリーへの回答生成で使用するニュース記事について、発行元に対価を支払う方針を明らかにした。パープレキシティはまず4250万ドル(約63億円)の収入プールを用意して発行元に支払い、時間とともにプールを増やす見通し。同社のAIアシスタントまたは検索エンジンがニュース記事を使用してタスクを実行したり、検索リクエストに回答したりした場合に、発行元に収入を分配する計画だ。支払い原資には新ニュースサービス「コメットプラス(Comet Plus)」の購読収入を充てる。パープレキシティは今秋、同サービスを幅広く展開する予定だ。コンテンツ発行元はコメットプラスの収入の8割を受け取ることになる。これにはコメットプラスを無料で利用させる、より高額な購読プランからの収入も含む。
AI検索のパープレキシティ、コンテンツ発行元に収入分配へ
特集
あなたにおすすめ