その他、石けんや香水などが入っていた箱も、そのにおいが紙に移ってしまっているものは、リサイクルには適さないという。リサイクルの過程で、そのにおいがリサイクルした紙に移ってしまい、売り物にならなくなるためだ。そういうにおいが付いた紙は、燃えるゴミとして出すのが正解だ。また、食品が入っていたトレイなどを資源ゴミとして出す場合は、わざわざ洗わなくてもいいが、汚れを拭き取ってから出してほしいという。
「食品トレイなどに付いた油や汚れは、ベルトコンベアで流れていくときに他のものに移ってしまうんです。そうすると、その周りを含めて全部捨てちゃうんですよ。ですから、資源回収に出さないより出した方がマシだって思われる方が多いんですが、汚れがついたままのトレイは出さない方がいい。可燃ゴミに出してくださいということなんです。とはいっても、わざわざ洗わなくても大丈夫です。要は自分の家のリビングに数日置いておいても、不快じゃない程度まで汚れを拭き取っていただければ大丈夫です」
資源ゴミとしてトレイやパッケージなどを出すときは、こうしたことを心がけるだけで、作業をする方の負担も減り、より効率良くリサイクルを行うことが可能になる。
なお最近は、一部の地方自治体やスーパーなどによっては、中にアルミ箔(はく)が貼られた豆乳パックや保冷剤をリサイクルのために回収しているところもあるようだ。

ゴミ出しのルールは自治体によって細かく異なる上、時代によっても「常識」が変わる。この記事で紹介したことは総論として知った上で、個別の細かい出し方は、自分が住む地域の自治体が定めるルールを確認してほしい。
茨城県守谷市にある「常総環境センターごみ処理場」火災現場の様子。火災が起こったのは2024年12月。2025年8月の現在もまだ復旧しておらず、守谷市では近隣の市に有料でゴミ処理を依頼している(守谷市公式チャンネル)