
デジタルサービスの世界では、応用範囲が広い汎用のものと、1つの目的に特化した専用のものの、どちらが良いか迷うことがある。自由に使える汎用サービスを選ぶ人もいれば、迷わずに利用できる専用サービスのほうがわかりやすいという人もあるだろう。AIサービスの場合、特に企業ユーザーはスタッフが使いこなせるようになるまでのトレーニングの負荷も考えて、目的別に特化した専用サービスが向いているケースが少なくない。一方で、個人ユーザーの場合には、ジャンルにもよるが、専用サービスをいくつも使うよりオール・イン・ワン的な汎用サービスのほうが使い道が広く、コスパも良いので助かる面がある。(テクノロジーライター 大谷和利)
営業の基本は「相手を知り、己も知る」
営業の成果は「商談準備」に大きく左右される。株式会社UKABUが行った「営業活動に関する調査」によると、しっかりと準備を行った商談は、そうでない場合と比べて成約率が約2.1倍も高まるとの結果が得られているほどだ。
ところが、同じ調査の中で、現実には営業担当者の67.0%が「営業準備を毎回できるわけではない」と回答し、その1番の理由は「準備の時間が足りない」ことにあるとしている。十分な準備ができないまま商談に臨めば、成約に至る率が低くなることは自明の理といえよう。

なぜ準備の時間が足りなくなるのか。それは、商談準備に時間がかかる(1回あたり平均43分)ためだ。1日に複数の商談を抱えていると、その準備だけで大きな時間的負担が生じ、本来注力すべき見込み客との対話や提案に十分なリソースを割けなくなる。