食品大手クラフト・ハインツは分社計画の詰めの作業に入っている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同社は2015年、ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイと、ブラジルのプライベートエクイティ(PE)投資会社3Gキャピタルが立役者となり、業界大手のクラフトとハインツの合併で誕生した。分社化を決めれば、これまでの事業統合の大部分が事実上解消されることになる。関係者によると、分社計画は早ければ来週初めにも発表される可能性がある。ただし、計画や時期は土壇場で変更される可能性もあるという。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は7月、同社が「クラフト」ブランドを含む食品事業の大部分を新会社としてスピンオフ(分離・独立)することを検討していると報じた。新会社の時価総額は最大200億ドル(約2兆9000億円)規模に上る可能性がある。残るもう1社は「ハインツ」ブランドのケチャップや「グレープポン」ブランドのマスタードなど、ソースやスプレッドを手掛けるとみられる。