ドナルド・トランプ米大統領がイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と電話会談を行い、激しい議論を繰り広げたことが分かった。米政府高官らが明らかにした。トランプ氏はイスラエルがイスラム組織ハマス幹部をカタールで攻撃したことについて、不意打ちを食らったと述べ、強い不満を伝えたという。トランプ氏は9日の会談でネタニヤフ氏に対し、カタールの首都ドーハでハマスの政治指導者らを標的にした今回の決定は賢明なものではなかったと伝えた。また、米政府高官らによると、攻撃が進行中であることをイスラエル政府でなく米軍から知らされた点や、ガザ戦争終結の交渉を仲介していた同盟国の領土を攻撃したことにも怒りを示した。
トランプ氏、ネタニヤフ氏と激論 カタール攻撃巡る電話会談
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