31歳のチャーリー・カーク氏は10年足らずの間に、政治的に無名の存在から現代の保守政治運動の先導者へと急速に上り詰め、ドナルド・トランプ米大統領の最も近しい友人の1人となった。2人の子どもの父親であるカーク氏は、秋の大学講演ツアーの最初の場所となるはずだったユタバレー大学で10日午後、講演中に射殺された。カーク氏は、聴衆を前に学生たちと討論することで有名になった。保守的でしばしば挑発的な見方を示していた同氏がリベラル志向の学生たちと議論している動画は、インターネット上で何百万回も視聴された。銃撃が起きた時の動画によると、カーク氏は撃たれた際、トランスジェンダーの人々が関与する銃乱射事件について1人の学生と議論していた。