世界の主要航空会社が持続可能な航空燃料(SAF)ファンド「ワンワールドBEVファンド」に出資する。目的は、新しい技術を市場に投入し、航空機の二酸化炭素(CO2)排出量を削減することだ。1億5000万ドル(約220億円)規模のワンワールドBEVファンドは、米マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏が支援するベンチャーキャピタルファンドのブレイクスルー・エナジー・ベンチャーズが運用する。ブレイクスルーは、排出削減が困難な技術の脱炭素化を目指すスタートアップへの投資に特化している。アラスカ航空のサステナビリティ・広報担当シニアバイスプレジデント、ダイアナ・バーケット・ラコウ氏は、「液体燃料への需要は高まるだろうが、燃料開発のために低炭素技術を見いだす必要がある。航空業界は重要な需要源となるだろう」と述べた。
航空各社、ゲイツ氏支援の持続可能な航空燃料ファンド設立へ
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